新刊

和猫のあしあと

東京の猫伝説をたどる

著者:岩﨑永治
B6判 200頁
ISBN978-4-89531-573-9
定価:本体1,800円(税別)



内容

化けて、招いて、しゃべって、踊る――
江戸・明治時代の愉快で不思議な猫たちの伝承や民話を、寺社を中心とした「猫伝説」が残る東京の猫スポットとともに楽しく紹介。

寺社を中心に「猫伝説」が残る東京のスポット29カ所を紹介。地域に根付いた猫寺・猫神社などのおもしろさを掘り起こす。生粋の猫好きで「猫博士」の著者が現地を取材し、古文書などを紐解きながら調査した、人と猫とのかかわりを描いた民話と伝承を楽しく紹介。もっとも身近な動物として、古くから日本人に親しまれてきた猫たち。江戸や明治時代の市井の人々と猫たちのかかわりのなかで、化けたり、恩返ししたり、招いたり、しゃべったり、踊ったりと、愉快で不思議な猫たちが巻き起こした騒動の数々を収載。また、地域活性化に一役買っている現代の猫神様も紹介している。各スポットへのアクセス方法や周辺の観光名所情報も掲載し、御朱印やかわいいグッズ情報も充実。個性豊かな猫たちのあしあとを追いかける、ちょっとしたおでかけ、歴史探訪にも活用できる。

目次

第1章 墨田区・台東区
回向院 報恩猫は鼠小僧の隣でにらみを利かす
法恩寺 草子を残した化け猫女
今戸神社 最古の招き猫は今戸焼
永久寺 竹島に山猫はいる?
天王寺 人喰らいの化け猫

第2章 文京区・豊島区
簸川神社 父子の懸け橋となった猫
猫貍橋・猫貍坂 消えゆく和猫のあしあと
西方寺 薄雲の猫は招き猫?

第3章 新宿区
自性院 二つの猫地蔵尊
漱石公園 夏目家の猫塚は「吾輩」の墓?
ねこや 三味線と亀五郎の看板猫

第4章 中野区・練馬区
源通寺 歌舞伎作家の猫は鼠と仲良し
サンツ中村橋商店街 街を救う現代の猫物語

第5章 港区・中央区
美喜井稲荷神社 うちの猫様、猫神様
大信寺 駒のつなぐ猫と音
増上寺 仏にすがるしゃべる猫
有馬家上屋敷跡 与太話から化け猫騒動
三光稲荷神社 お尋ね者と尋ね猫

第6章 品川区・大田区
徳蔵寺 狐を産んだ猫
自性院 大銀杏で踊る猫
宝幢院 棺の包丁は猫除け

第7章 世田谷区
豪徳寺 白猫に招かれて

第8章 府中市・立川市・八王子市
浅間山 姿なき猫の声
蚕影神社 猫への祈りは産業から傍らへ
喜福寺 熱い粥と猫の歌
森屋の池 置いてけぼりの猫

第9章 青梅市
巌の琴平神社 山から見守る産土の招き猫
常保寺 どんつく様の猫地蔵
住吉神社 猫まみれ町の猫神様

わねこらむ
1.リアル猫娘まつ
2.大黒坂の猫又
3.臼杵権現の養蚕の神様


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