最新獣医公衆衛生

直面する課題の現状と対策

監修:田村 豊(酪農学園大学)
A4判 176頁
ISBN978-4-88500-427-8
定価:本体4,500円(税別)



内容

すべての獣医師が業務上知っておくべき最新の知識や考え方を網羅!
公衆衛生がいま直面している課題について包括的に解説!!

日本における牛海綿状脳症(BSE)や高病原性鳥インフルエンザの発生、アメリカにおけるウエストナイル熱の大発生、ノロウイルスによる食中毒の大発生、畜産食品における動物用医薬品の残留など、さまざまな問題がクローズアップされるなか、獣医公衆衛生の役割と責任は当然重くなっている。本書は、獣医公衆衛生が直面する課題の現状と対策について、学問として確立されていないトピックスを集め、総論・各論で詳細に解説。人獣共通感染症や人と動物の共生についてなど、小動物臨床家も知っておくべき興味深い情報を収録。最新の情報の上に立って個別の対策を策定し、適時に実践することが求められている現場の獣医師にとって最適な内容となっている。公衆衛生に携わる獣医師はもちろん、すべての獣医師必読の時宜を捉えた一冊。

目次

第1章 [総論]獣医公衆衛生の現状と課題
 1.獣医公衆衛生の現状(田村 豊)
 2.獣医公衆衛生の課題(田村 豊)

第2章 食の安全・安心における獣医師の役割
 01 食の安全と安心(唐木英明)
 02 Salmonella Enteritidis 食中毒の現状と対策(中村政幸)
 03 食用動物由来耐性菌の現状と対策(浅井鉄夫)
 04 動物用医薬品の食品残留とポジティブリスト制度(小久江栄一)
 05 日本における牛海綿状脳症(BSE)のリスク評価(吉川泰弘)

第3章 獣医疫学と応用
 01 獣医疫学(Veterinary Epidemiology)の重要性(山本茂貴)
 02 リスク評価と行政への応用(筒井俊之)

第4章 人獣共通感染症
 01 動物由来感染症にどう対処するか(山田章雄)
 02 狂犬病の現状と対策(源 宣之)
 03 炭疽とバイオテロ(牧野壮一、川本恵子)
 04 Q熱の現状と対策(村松康和)

第5章 人と動物の共生
 01 学校飼育動物の現状(中川美穂子)
 02 動物介在活動(AAA)、動物介在療法(AAT)、動物介在教育(AAE)
     の現状と将来展望(内田佳子)

第6章 環境衛生
 01 野生動物にみられる環境汚染の影響(寺岡宏樹、久保田彰)
 02 動物用医薬品の環境影響評価の現状(遠藤裕子)
 03 内分泌撹乱物質とホルモン様活性評価法の現状
(鈴木定彦、中島千絵、足立伸一)

第7章 公衆衛生行政の現状
 01 食品衛生関連法規(熊谷優子)
 02 感染症関連法規(梅田浩史)

付録
 1.本書関連の法律
 2.本書関連の団体・研究会
 3.本書関連の行政機関
 4.本書関連の国際機関

索引

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