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犬と猫の早期疾病診断学

最新検査法による予防動物医学へのアプローチ

編集:予防動物医学研究会
B5判 208頁 オールカラー
ISBN978-4-88500-683-8
定価:本体7,800円(税別)

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内容

これからの獣医療は「治す」から、「防ぐ」時代へ―
今後、ますますの発展と臨床現場への普及が期待される予防動物医学の最新情報を網羅。
伴侶動物の早期疾病診断について、最新検査法とともに解説した先進的獣医学書!

本書は、予防すべき疾病の特徴を前段とし、検査の特徴、異常値の判断、類症鑑別、治療法などを系統的に示し、それぞれの疾患を図表や写真を豊富に用いて丁寧に解説。実際に使用されている検査法・診断データに基づく遺伝子診断やメタボローム解析などについても、最新の解説が随所に盛り込まれ、臨床現場でも大いに役立つ内容になっている。

 

[本書の特長]

●代謝病、遺伝病、感染症、がんなど19 種類の疾病について、予防のポイント、検査の特徴、異常値の判断、健康目標値の管理、類症鑑別、治療法などについて豊富なビジュアルとともに詳説。
●メタボリックシンドローム、高脂血症、糖尿病といった「生活習慣病」の新しい検査および診断方法、治療法を提案。
●コリー眼異常やガングリオシドーシスなど特定の犬種に多いとされる遺伝病について、遺伝子検査や類症鑑別のポイントなどについて解説。
●予防動物医学研究会が長年にわたり蓄積してきた、犬と猫の血液生化学検査基準値を収録。さらに、特別療法食に関するデータや動物看護師の役割、輸血の概要などの実用情報を掲載。

目次

総論
1.予防動物医学の考え方・・・新井敏郎(日本獣医生命科学大学)
2.検体の取り扱い方・・・川角浩(日本獣医生命科学大学)
3.早期診断のための検査計画の進め方・・・川角浩(日本獣医生命科学大学)
4.遺伝子解析法の基本・・・山本一郎(日本獣医生命科学大学)
5.疾病統計と予測・・・島村麻子(アニコムホールディングス株式会社)

各論
1.肝臓病・・・鷲巣月美(日本獣医生命科学大学)
2.糖尿病(犬)・・・森昭博(日本獣医生命科学大学)
3.糖尿病(猫)・・・森昭博(日本獣医生命科学大学)
4.高脂血症・・・森伸子(日本獣医生命科学大学)
5.メタボリックシンドローム・・・新井敏郎(日本獣医生命科学大学)
6.腎臓病(急性腎不全)・・・宮川優一(日本獣医生命科学大学)
7.腎臓病(慢性腎不全)・・・宮川優一(日本獣医生命科学大学)
8.がん(肥満細胞腫)・・・盆子原誠(日本獣医生命科学大学)
9.がん(リンパ腫瘍)・・・盆子原誠(日本獣医生命科学大学)
10.リンパ球系腫瘍におけるリンパ球表面マーカー解析・・・植松洋介(株式会社ケーナインラボ)
11.がん(乳腺腫瘍)・・・岩野英知(酪農学園大学)
12.がん(膀胱がん)・・・道下正貴(日本獣医生命科学大学)
13.遺伝病(銅関連性肝炎,銅蓄積症)・・・土田修一(日本獣医生命科学大学)
14.遺伝病(ガングリオシドーシス)・・・大和修(鹿児島大学)
15.遺伝病(コリー眼異常)・・・大和修(鹿児島大学)
16.がん(血清フェリチンの臨床的有用性)・・・近澤征史朗(北里大学)
17.甲状腺機能亢進症・・・左向敏紀(日本獣医生命科学大学)
18.副腎皮質機能亢進症・・・左向敏紀(日本獣医生命科学大学)
19.猫のウイルス感染症・・・田中良和(日本獣医生命科学大学)
20.犬と猫の免疫病・・・中垣和英(日本獣医生命科学大学)
21.犬と猫のてんかんと発作性疾患・・・長谷川大輔(日本獣医生命科学大学)

Appendix
1.犬と猫の特別療法食とエビデンス・・・坂根 弘(ヒルズペットニュートリションジャパン アジア-パシフィック日本支社)
2.予防医学における動物看護師の役割・・・松原孝子(日本獣医生命科学大学)
3.輸血─特に成分輸血と自己血輸血─(血液型研究を基にした輸血の概要)・・・池本卯典(日本獣医生命科学大学)
4.牛の免疫異常症・・・大塚浩通(北里大学)
5.牛の乳房炎・・・林智人(動物衛生研究所)
6.SmartAmp法による人の遺伝 子検出技術とその応用について・・・向後泰司(株式会社ダナフォーム)
7.犬と猫の血液生化学の基準値・・・予防動物医学研究会

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